京都・宇治 伊藤久右衛門 本店・茶房
読み仮名 | きょうと・うじ いとうきゅうえもん |
住所 | 京都府宇治市莵道荒槇19-3 |
Tel/Fax番号 | Tel:0774-23-3993 / Fax:0120-27-3992 |
営業時間 | 10:00~18:30 (L.O. 18:00) |
定休日 | 無休 |
サービス | イートイン, テイクアウト可 |
地図 | Googleマップ / マピオン |
アクセス方法 | 京阪電気鉄道宇治線宇治駅より徒歩5分。 |
他の店舗 | 平等院店 |
ウェブサイト | http://www.itohkyuemon.co.jp/ |
一口メモ | 京阪宇治駅から北へ歩いたところにある、1717年創業の宇治茶の老舗。黄檗宗大本山である萬福寺, 平等院などの寺院の御用達であったり、煎茶道諸流派の家元に贔屓されているとのこと。お茶の販売だけでなく、抹茶を用いたスイーツ, 蕎麦なども取り扱っている。本店に併設された茶房は約40席ほど用意されているが、休日には行列が出来ることもある。例えば2007年11月24日の午後に店舗を訪れた場合、30分ほど待つ必要があった。 またオンラインショップも展開しているので、コチラから全国でお取り寄せ可能。 |
最終更新日: 2007年11月24日
- 紅葉のパフェ:892円
秋季限定の抹茶を使ったパフェ。1番上には、ほんのりと色付いた紅葉を模した砂糖菓子。ザクザクという歯触りとむにゅむにゅとした舌触り。
その下には、鳴門金時芋のきんとんと生クリームがそびえ立ち、その脇に丹波栗の甘露煮・羊羹・抹茶の寒天・白玉が添えられる。生クリームは、固めにホイップしてあるが、とろんとまろやかな口溶け。濃厚であるが、嫌らしさは感じない。きんとんはキメ細やかで、ネットリと延び舌に絡み付く。香りは強くないが、風味・素朴な甘味がじわじわと広がる。甘露煮はホックリと柔らかく、香り高い栗の風味が美味。つるんとした羊羹は、風味良い小豆の味わいがしっかり。抹茶の寒天は、ぷるぷると揺れる食感。後味にほわんと抹茶の持つ上品な奥ゆかしい味が弾ける。白玉はコシがしっかりとしており、モチモチとした歯応え、餅の風味が愉しめる。
その下には、抹茶フレーク, 抹茶アイスクリームとバニラアイスクリーム, 再び抹茶の寒天と、透明な寒天が詰まっている。抹茶フレークは抹茶色をしたコーンフレークで、風味は抹茶の香りはせず、コーンフレークそのままである点は残念。抹茶アイスクリーム・バニラアイスクリームは、クリーミーで滑らかな舌触り。抹茶のほんのりとした苦味と、バニラのふんわりと香る風味の組み合わせが良い。透明な寒天は、パリンと弾けるような食感が堪らない。
抹茶フレークを除く、パフェを織り成すそれぞれの質感は高く、美味しい。
- 評価: ★★★★
- 更新日: 2007年11月24日